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70年代末、宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999で社会的ブームを巻き起こした松本零士ですが、その少し前にダンガードAで、マジンガーZ、グレーとマジンガー、グレンダイザーの永井豪三部作を引き継ぎ、本作品は、その第二作目ということになります。

タイトルの通り、西遊記を宇宙に持っていった様なストーリーで、しかも、松本零士自身が作画にも参加していない事もあり、当作品が松本零士だと、結構最近まで知りませんでした。

ジャン・クーゴ(=孫悟空)、ドン・ハッカ(=猪八戒)、サー・ジョーゴ(=沙悟浄)の3人が、オーロラ姫(=玄奘三蔵法師)と共に宇宙の平和を取り戻す為、戦いながら天竺(大王星)を目指すというストーリーです。

因みに、この大王星というのは、銀河系の中央にあるという架空の星で、銀河鉄道999等、他の松本作品にも登場します。

同世代の間でも知名度が高いとは言えない当作品・・・私もストーリーに関しては余り覚えていないものの、その主題歌が無駄にカッコよかったのが印象的でした。

私が子供の頃、日曜日の夕方は、6時から8時まで、アニメのオンパレードでした。ガッチャマン、サザエさん、マジンガーZ、そしてカルピス劇場・・・そんな古き良き時代も、永井豪三部作の終了と共に終わりを告げた様で、ダンガードAと共に、この作品もイマイチ地味な存在に終始しました。