昨年11月にE-M5マーク3が発売され、私も購入しましたが、2月12日に、今度はE-M1マーク3が発表されるという話しです。
考えてみれば、私が日本でE-M5マーク3を検討しに量販店を訪れていた時、殆どの店で既にE-M1マーク2のカタログを置いていなかったことから、モデルチェンジも近いとは感じていましたが…。
E-M5マーク3は、E-M1マーク2の機能の大部分を、よりコンパクトなボディに詰め込んだ…という性格で、全く目新しい機能が無いという批判も同時にありました。
今回のE-M1マーク3も、同様にE-M1Xの機能を、よりコンパクトなボディに詰め込んだ…という性格になる様で、今回もセンサーの更新は無い様です。
画像エンジンが更新されるという話しですし、実際にはそれなりの性能アップは期待できるのでしょうが、どうもココ数年のオリンパスは、出し惜しみが過ぎる様ですね。
これだけ撤退するのしないの…と社長が口を滑らせはユーザーを不安のさせている昨今、こんな感じだと、撤退間近という噂を払拭するには、少し力不足な気がしますが…。
近年、各社フルサイズミラーレスの話題で持ち切りで、メディアも必死でソレを持ち上げていますが、あんなの、常識的なレベルのレンズですら非常に高価で、かつ巨大で、とても普通のお父さんお母さんの手に追える代物ではありません。
そんなだからこそ、マイクロフォーサーズを宣伝するには絶好の機会である筈なのですが、どうもイマイチ熱意を感じないのは、残念な所です。
敢えて言えば、以前話題に上がった新しい標準ズーム12−40mmF4が、同時に登場するという話しです。90年代頃から、ズームというと、巨大で高価な高級版か、安物のキットレンズの二極化が指摘されていましたが、そんな中で、こういった中級クラスの標準ズームを投入するというのは、地味ながらも非常に良い話だと思います。