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現在私の手元にある唯一のフィルムカメラが、コンタックスTvsⅡです。
所有している・・・というのなら、キヤノンF-1なんかもまだ所有はしているものの、手元にはありません。
そのTvsⅡでも、最近は全く使っていませんが、少し前の作例を挙げてみましょう。
ロサンゼルスのベニスビーチの光景です。やはりコンタックスというと、力強い空の色が印象的です。
コダック・エクタクローム100使用。
ニューヨーク、秋のセントラルパーク
バンクーバー島の東海岸トフィノの光景…こういう日没直後の淡い色も悪くないですね…。
フジクローム・センシア使用
バンクーバーのダウンタウンの光景。
コレこそツァイス…という色合いです。鮮やかながら力強く、重厚な質感です。
バンクーバーのダウンタウン…やはりデジタルとは一味違った描写です。
アラスカに向かうクルーズ船…やはりキヤノンとは随分と違った色合いですね。
冬の午後のウォーターフロント。
少し日が傾いてきました。こういう光線が最も得意です。
冬のバンクーバーの夕暮れ…フィルム写真の夜景は、デジタル以上に露出に苦労するものですが、このTvsⅡでは、結構アッサリと露出を決定してくれます。
雪の夜のバンクーバー市街地…夜景に関しては、すぐに結果を確認できるデジタルには敵わないと思うものの、やはりフィルムならではの雰囲気も捨てがたいですね。
一般的に夜景は、少し露出オーバー目に撮る方が良いと思います。
やはりこうやって改めて見てみると、フィルムの画像ってデジタルのソレとは随分と雰囲気が違うものですね…そしてキヤノンに比べると、やはり非常に個性の強い描写だと思います。
近年フィルム写真というと、退色したり、露出オーバーだったり、カビの生えたレンズのモヤモヤした画像が若者を中心に「味がある」と言って支持されている様ですが、ソレは本来の描写ではない・・・と改めて言っておきたいですね。
ただ、私の環境では、中途半端なフィルムスキャナーしか持っていない関係で、かなり画質が低下しているのですが・・・。