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訳あってオリンパスE-M5マーク3を修理に出すことになりました。

オリンパス・カナダ閉鎖
先ずは前回話しをしていたオリンパス・カナダの担当者にメールを送ったんですが、梨のつぶて。一週間待っても返事が来ないので、しびれを切らしてネットで検索した電話番号に電話してみた所、繋がったのはニュージャージー州にあるオリンパスUSAでした。

曰くオンタリオ州にあったオリンパス・カナダは閉鎖になり、北米の懸案は全てココで行うという事でした。

オマケにカナダ時代の顧客名簿は紛失しているというじゃないですか!

何ですかコレ?

日本人は北米の大きさを知らない
どうも日本人は、北米の大きさというものを理解していないんじゃないでしょうか?
確かに日本なら、東京に拠点があれば、離島を除き、翌日には宅急便で届きますし、送料だって精々1000円に収まります。

ところが北米では、例えば西海岸から東海岸では、一週間掛かるのは当たり前ですし、今回の様に国境をまたぐ場合、税関で更に時間がかかり、10日は見る必要がありますし、今回、送料だけで40ドルにもなりました。

西海岸を軽視している!
アメリカという国を見ると、ヨーロッパに近い東海岸から開けてきたのは当然で、そこに拠点を置くのは間違いでは無いでしょう。

しかし同時に西海岸にだって非常に巨大で裕福な市場があるのです。
その辺りを完全に無視した様な同社の展開… まあオリンパスだけに限らず、多くの日本企業がこんな感じなのです。

日本製品は出来たら避ける!
私も以前、某ソニーのスマホを買ったところ、チョットした修理に長い時間がかかるのに驚き、以降iPhoneに切り替えました。

アップルと言えば、アチコチにアップルストアがあり、そこで非常に優秀かつ迅速なサービスを受ける事が出来ます。このアップルストアを展開するに当たり、参考にしたのが日本企業だった…この事をどう思うのでしょうか?

アップルストアの原点
今を遡る20年前、カナダにもソニーストアというものがあり、雪の寒い日でも、温かい暖房にユッタリとした空間で、最新鋭の機器を堪能出来る、大変に魅力的な店でした。

コレこそがアップルストアの原型なのですが、その元となったソニーの方は完全に撤退してしまい、ソレと共に市場も失いました。

かつてはライバルが居ないからと言っていい気になって徹底的にサービスを切り捨ててしまいました。
つまらない修理の為に、トータル一ヶ月は当たり前に掛かり、しかも40ドルもの送料を客に負担させているという現状をどう考えるのでしょうか?

最低限北米で事業を展開するのなら、西海岸と東海岸に拠点が有って然るべきものだと思いますが?

最後に
このブログを見て、誹謗中傷と取られる方が居ますが、単に私はいち顧客としての要望を書いているだけです。
保守的な東海岸に比べると、経済的にも人口的にも成長しているのが西海岸です。ソレを軽視するというのは、やはり間違っているのではないでしょうか?

シアトルかポートランド辺りに拠点があれば、今よりも遥かに便利になると思います