初日は一度宿に戻り、少し休憩した後、再び外出しました。
先ずはインターネットの環境を整える為に、インターネットカードを購入しに行きました。
街を歩いていて思うのは、兎に角バイクの多い街です。その中でも圧倒的に多いのが、この東ドイツMZです。
既にMZ社は倒産しているはずなのですが、このモデルに関しては、写真の様に新車の様にキレイな物が多いのは何故なのでしょうか?
音も日本の2ストの様に喧しく無いですし、コレだけ頻繁に目にすると、何か欲しくなってくるんですよね・・・。
宿の近くにあるインターネットカード販売所。この日は、5時間分で5CUCのカードしか売っていませんでした!
1時間1CUC…つまり現地の人の日給と同程度とは、実に贅沢なものです。この程度の行列が30分近く掛かるのも、やはり社会主義ですね…。
そして、その隣にある公園が、ホットスポットになります。
ココで注意したいのは、インターネットの使用が終わった時は、ちゃんとオフにした方が、浪費しないで済むということです。
取り敢えずネット環境を確立?してから、再び散策を開始。
こんな車が修理中…エンジンを覗いてみると…。
驚いたことに、メルセデスのストレート5ディーゼルでした!
本当に有るものを何でも使う…という感じですね…。それか、エンジンだけ何処かから輸入しているのでしょうか?
そして、この写真でも、右側が古典的な建物なのに対して、左側がどことなく共産主義的な無味乾燥な建物なのがお解り頂けるでしょうか?
この道路を境に右側が、私の滞在していたセントラルハバナで、道路の向こうが、ヴァデドと呼ばれる地域です。
歩道に車のバンパー???
こんな所で車の全塗装をやっています!
こんな条件で仕事をしても、精々日給1−2CUCしか貰えないんですから、胸が痛みます。
さて、ヴェダドですが、この地域は、70年代以降に開発が進み、ハバナの他の地域に比べ、より大きく、近代的な建物が多く見られます。
23rdストリートを中心に栄えています。
Hotel Nacional… 海に面した高級ホテルです。
こんなバイクは珍しいですね…隣の車のドライバーも見ています。それにしても裸足って…。
こんな所にも、やはりキューバらしさが残っています。因みに上の写真のラーダのナンバープレート、左側が青くなっていますが、コレは政府の車という意味だそうです。
この随分と豪華な?建物…スタジアムか何かに見えますが…。
ココ、タダのアイスクリーム屋さんなんです!しかも周辺と比べると、随分と割高ですね!
当然ココはCUCの店です。
因みに、CUPの店でソフトクリームだと、大体3CUP(25CUP=1CUC)であることを考えると、如何に割高かがお判り頂けるでしょうか?
こういう高級ホテルが目につきます。
23rdストリートを中心に歩いていたものの、どうも建物も無味乾燥な感じが強く、正直私にはイマイチ感が強く、適当な所で中に入ります。
赤い56年ビュイックが、何とも良い味を出していますね…。
この辺りは、前回はこの手のバスで通っているのですが、正直何も印象が無かったので、敢えて下車はしていません。
コレも中国製のバスですし、しかも青色付きのナンバーであることから、政府所有だということが判ります。
立派なハバナ大学の建物。この辺りからも、如何に栄えた街だったかが伺えます。
しかし、後ろを振り向けば、こんな光景が広がっています…。
ココまで随分と歩いた気がしましたが…実は三角形の2辺を歩いていた様なもので、宿からココまで、実は物凄く近い距離だったのを、帰り道に体験しました!
23rdまで行くのに、無駄に遠回りしていたのです。
帰りはすっかり日が暮れていました。
やはり、こんな所がキューバですね…。