1986 ALFEE TOKYO BAY AREA
1986年8月、アルフィーがお台場で10万人の観客を集めた、今や伝説と言えるコンサートでした。
会場は、現在、フジテレビのある辺りで、当時のお台場は全くの更地であり、当時は公共交通機関も無く、都営バスを数十台貸切で対応したということです。
そんな真夏の熱狂的なコンサートの中で初めて演奏されたのが、この曲、Rockdom -風に吹かれて- でした。
時代背景は、学生運動が盛んな1969年と唄われています。鬱屈した灰色の毎日、そんな中でも必死で生きていたあの頃…当時のアルフィーのファンといえば、中高生が圧倒的であり、この詩のの内容が果たしてどれだけ理解されたことでしょうか?
いえ、そんな事はどうでも良いのです。誰にでも当てはまる普遍的な内容が、そこには有ったのです。
現実には、アルフィーの3人も、その世代ではないのですから…。
この歌の内容、そして、あの熱狂的なコンサート・・・そこから、解散の噂が流れたのでした。実際には、その様な事は無く、現在までその活躍は続いていますが・・・。
関西の田舎に住んでいた私には、遠い世界の出来事ながらも、ラジオから、その熱狂を感じる事は出来ました。あれから30年も経つんですね・・・。
この時期になると、聴きたくなる一曲です。